2010年 12月 21日
「きみは俺のもの」 昔のわたしだったら 到底受け入れられなかっただろうこの言葉。 今は、すんなり受け取れる。 お互いを心から愛おしく慈しみあうとき それこそ、「目の中に入れても痛くない。」と親は子どもをめでるように 恋人同士もお互いを、時には「自分のもの」と表現する。 彼が言った。 「前のパートナーは、そう言われるたびに 『わたしはモノじゃない。』って言ってたよ。」 「ああ~、それは わたしもそうだったよ。つい最近まで・・・」 思わず、ずっと前に別れたという彼の「前のパートナー」に親近感を抱く。 コントロールから自分を守るために、抵抗する無防備ではいられない「愛」。 それって、わたしも経験したよ。 幾多の「愛」を経験して ようやく今、「自我」を手放しても自分らしく輝き、愛されてる自分と相手を見い出している。 自分らしくあることを望んでくれる相手だからこそ 安心して 「そうだよ、あなたのモノ。」 と、言えてしまうんだね。 俗っぽい、縁のなさそうだった言葉が、境界線のない新しい領域では「愛の言葉」。 一人の人と ずっと連れ添いながら成長してゆく「愛」もあるけれど いつも全身全霊体当たりで接した結果 別れと出会いが何度もやってきた。 一人ひとりがわたしの「時代」に対応し、同じわたしなのに パートナーシップの中身が違っているのに驚かされる。 出会いは、進化へのレッスン。後もどりなしの解放への道。 でもね、「ずっと一緒に歩いてゆけますように。」 っていつも、願っているよ。 人生のダンス、ステップの進化を、同じ相手と味わい続けられたらいいよね。 #
by nijinouta
| 2010-12-21 22:57
| パートナーシップ
2010年 12月 17日
なぜだろう? 誘われるようにして このお部屋に来た。 松本市の浅間温泉の薬局の1室。 パートナーの目下のテーマは病気を治すこと。 手術で治すしかないと言われても納得できず、さまざまな代替医療を試して6年。 年々症状は悪化し、もう手術しかないだろう~という頃に わたしとの出会いがあった。 友だちが彼に勧めてくれたヒーリングに彼は関心を持てず わたしがここにやってきた。 自分の内面をクリアにして浄化してゆくことが なによりも早い癒しであることを わたしは知っている。 彼に「こうしてみたら?」と、サジェストし変わることを求めると 同じことを、わたしが自分に求めるようになる。愛するということは こんなふうに自分の行動の動機となり進化につながっているとは、驚きだ。そして、自分が変化したとき、相手も変化してゆく。 「多面体でカラフルバージョンで生きればいいんですよ。」 机の向こう、対面して座るヒーラーTさんの顔は、窓から入る光で輪郭しか見えないけれど笑っているみたいだ。 ああ~ほんとうにそうだ~ わたしは生まれたときから ほかの人も 生まれたときは そうであるようにように とてつもない自分自身の豊かな宇宙を持っていた。 けれども、誰もがいつの間にか制約を人生に引き入れて本来の自分を忘れてしまう。 制約が当たり前になっていた両親を愛し尊重してたがゆえに わたしもまた 幼い時に自分を表現するのをやめ 周りに合わせて生きることを決めた。 生きるとは、周りに合わせて生き延びること。 ********** 「多面的でカラフルで、誰にも捉えられないし、規定できない、判断もできないあなた(真実)そのものであれば、誰もが あなた(真実)のエッセンスが欲しくなるんですよ。あなた(真実)になりたくなる。」 ああ~そうだなあ。 真実とはそういうもの。 真実は多面的でとらえどころがなく いのちと愛に満ち満ちている。 わたしは そんないのちの源に帰ることにするね。多面体のカラフルバージョン。 ![]() #
by nijinouta
| 2010-12-17 19:33
| 真実
2010年 12月 05日
そうだね、今までのブログと様式を変えてみるよ。 今までのブログは 近況の報告や案内が中心だったね。 過去から今 すべてをひっくるめて なにかをつぶやくときや テーマやできごと で文章を書くとき こちらを使うね。 どうぞよろしくお願いします。 ![]() 昨日の松本むすびていでのライブ 休憩時にパチリ #
by nijinouta
| 2010-12-05 15:32
| 暮らし
|
アバウト
【虹のうた
☆吉本有里プロフィール】
生きてることの愛おしさを呼びさます魂の歌うたい・おはなし・リトリートオーガナイザー・ヘンプクラフト作家・ヘンプアクセサリーワークショップ講師
観音道場遊里庵(天職と田畑など暮らしの仕事を織りあわせ歌うように暮らし、祈り、わかちあい繋がる場所)運営
駒ケ根市在住。子ども、田畑、薪ストーブと手仕事のある暮らし。オリジナルCD11枚リリース。自然体な語りは深い共感を呼んでいる。波乱万丈な人生で紡がれた、透きとおった歌声は、母なる大地に抱かれるような心を柔らかくする魔法がかかっている。
年80回全国ライブ活動。バイオリン、ギター、太鼓など演奏するマルチミュージシャン。ライブ後の交流会(シェアリング)の時間を大切にし、自宅では年に3~4回、心と体、魂をひとつに回帰する3泊のリトリートをオーガナイズ。
2009年から自然出産やさまざまな体験を各地で講演も始める。
■大学在学中、満開の桜の下で舞い散る花びらに促され踊りうたを授かりライブ活動に押し出される。92年、東京で最初の子を身ごもり「風の音しか聞こえない静かな山で生まれたい」という声を聞く。
妊娠8ヶ月で北カリフォルニアの標高1000mのエルクバレーに移住。赤ちゃんの声を聞きながら出産。ふたり目は、満月の下の水中出産。野性と直観に導かれた人生が始まる。
デュオamachi(天地)で、赤ちゃんを背負って地元でストリートから歌い始め、遠方のギャザリングやニューエイジ教会、イベントなど子どもの成長に合わせ音楽活動を広げる。
2000年帰国。2003年長野の古民家を拠点に、畑、子育てをしながら国内外問わずライブ活動を展開。2006年火事により自宅が全焼、2003年からCD制作とライブをサポートしたパートナーが光に還る。
2007年、循環型暮らしのコミュニティー「遊里庵」を駒ケ根市に再建。限られたいのちを限りない愛で歌い生きることにコミットしている。
http://amanakuni.net/yuri http://ainohanam.exblog.jp/
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