2011年 09月 14日
今日は、9.11の新宿の脱原発のデモを弾圧する警察、不当逮捕の様子をユーチューブでみて、暗澹たる気持ちになりました。 右翼の方々の聞き捨てにできないような 嫌がらせの挑発と、それに乗じた逮捕(右翼の人を逮捕するのではなくて、挑発する演説に抗議をしめした デモ参加者を警察大勢で取り囲んで逮捕する)のありさまに こんなことが許されていいのか?と、ほんとうに怒りが湧きあがってきました。 放射能の影響がどれほど 甚大なものかわからない~その現状のを乗り越えてゆくだけでも たいへん。 原発なしの暮らしをしたいという意見、それが 政治に反映されてゆくように 自分の考えを街頭で伝えてゆくというあたりまえの人としての行動が どれほど切実なものか、自分でもよくよく感じています。 ひさしぶりに、おだやかですが ストレートなメッセージソングが2曲続いています。。 シンプルに 地球や 目の前のいのちを大切に思える 健全な心がよみがえり、一人ひとりが ヒーローやヒロインのように この時代に楽しく希望を降り注ぐ 冒険物語に 船出してゆけますように *************** 思い出そう思い出そう思い出そう♪ G Am Am G いままでも やってきたかもしれない でも あらためて 始めよう ほんとにやりたいことは なんだろう? 大地の上に 寝転んでみる 当たり前の豊かさ でも、なんだか 不安だね この地球に暮らすなら 小さないのちと一緒に歩こう C G Am G なぜだか わからないような おもいつきが 今日も来てる 青空に流れる雲が あなたの心に 宿る 偉大な見えない力は 大空一緒に 宿る 冒険物語の 主人公の船出だよ いままでも やってきたかもしれない でも改めて本気になろう あなたが 大好きなヒーロー(ヒロイン)を 本気で試すこの地球 あなたが 大好きなあなたを 本気で遊ぶ この地球 あなたが大好きな地球を 本気で愛でる この地球 思いだそう・思いだそう・思いだそう~ 2011.9.14 ![]() ![]() #
by nijinouta
| 2011-09-14 21:00
| うた
2011年 02月 24日
昨夜、肘を打撲した 長男を伊那まで送り、長男の借りたレンタルCDを駒ヶ根市のツタヤに返して、スイミングクラブに立ち寄り いつものように1000mを泳いだ。 子どもたちの送り迎え(田舎では交通手段がないので)や、料理、洗濯、お掃除などの家事、音楽やイベント、CD製作から薪集めなどの田舎暮らしにまつわる仕事をこなしていると 自分のための時間も、静かに仕事に集中する時間もないあわただしい日々が過ぎる時もあるけれど、泳いでる30分は確かに自分ひとりのための大切な時間だ。 泳ぎ始める最初の100mはいつも苦しい。風邪ひいたのかな?呼吸も体の動きもいびつだ・・・なんて思うのに 1000mに近付くと 体も呼吸も滑らかに調和的に変化している。 そして、いつも泳いでる間に 人の想いは流れて、わたしの確かな実感だけが体に残る。泳いだ後、家路に帰るため車を運転してるとき、なんともいえない至福に満たされることが多い。「泳ぐこと」で洗い流されたわたしの体とわたしの想いは、揺れがなくて満ち足りているのだ。毎日、外的な情報の中で揺れ動くわたしの心が この満ち足りた状態に回帰することが どれだけ力になるのだろう? 水の中では 息を止めてる時間が長い。その間も体は運動を続け泳いでる その継続的鍛錬が、わたしがわたしたる「自分で自分を支える」中心軸を今まで以上に鍛錬してくれているような気がする。 泳ぐというツールにで会えて良かったな~ 昨夜泳いでる時 わたしが いつの間にか自分で自分を支えられるようになったことに驚いた。 かつてのわたしは、いつも、誰か特定の人がわたしを支えてくれていないと不安だったのに、今はそうではない。経済も仕事も、暮らしも、そのときにご縁した仲間や家族と共に営むことを楽しんでいるし、基本的に わたしは わたしの足で立ち、充足している。 そんなわたしを支えとして育っているこどもたちや、思いをつないでいるパートナーや、たくさんの友人たちに恵まれている。 人生の波にもまれて まっすぐに自分の心に正直に生きてきたら 日々の暮らしの中に鍛錬されてここに来た。 いつのまに わたしは自立したのだろうか? なにも一人ではできないわたしだったのに。今は どんな役柄も文句を言わずこなしている。仲間がいたらいっそう楽しいけれど、基本的には一人で何でも集中してやれるようになった。人生って不思議な変容の物語だね。 ![]() #
by nijinouta
| 2011-02-24 23:24
| 暮らし
2011年 01月 29日
二人の息子たちやパートナーと過ごせる貴重な土曜日、明日からはレコーディング そしてリトリートとツアーが続くので準備することも多く、行かない理由はいくらでもあったけれど、朝 起きたら気持ちはそちらに向いていた。 「山本加津子さん講演会」 朝になって気がついたことは こんなことでした。 彼女は一つしかない体で超人的な愛を持って取り組んでいる日常がある。 その中で時間を練りだして公演する内容はかけがえがない愛そのものだということ。行くと、決めて、2時間後には公演会場へ向かっていました。 二人の息子に朝ごはんを食べさせ、チラシを見せて誘って、パートナーにも電話し改めて加津子さんを説明した。結果 わたし一人で行くことになったけれど、みなを誘う価値のあるものだと改めて気付くと、誰にも気兼ねする必要もない。次の機会には もっと積極的に誘ってみよう。 友人の日記に紹介してあった加津子さんのメルマガをとるようになって数カ月。 最初のころは毎日読んでいたけれど、毎日更新する彼女の想いと筆力のすごさに、ついてゆけない。拾い読みくらい。 特別支援学校の教諭を勤め、出会った障害をもつ子どもたちの素晴らしさを伝え、映画では障害を持つ人がいるから健康な人もいる、みんなが生かされあっているという真実を伝えている。そして、2年前同僚の友人「みやぶー」が脳幹出血で倒れてからは、毎日病院へ通う日々が始まった。植物状態とみなされていた彼とのコミュニケーションの術を見いだし、励まし、リハビリを繰り返し、奇跡的に回復してゆく様子を全国に伝えている。 高速を飛ばして、開演時間ぎりぎりに到着。 浅間温泉文化センターの会場が一杯だった。こんなにたくさんの人たちが集まってるのをみたのは久しぶり。 壇上で紹介された 加津子さん、弱弱しくお辞儀をされて あら?司会の人かな?なんて思ったのもつかの間 話し始めたら 柔らかなオーラーが彼女を包み、会場全体を包んだ。大切なことを大切に伝えてくれた かっこちゃんのおかげで 帰るときは すっかり わたし自身のオーラも回帰していたみたい。やることに追われるのではなく、やれること、やりたいことが無限にある自分に回帰していました。 自在な日。 わたしたちは なんのために産まれてきたのかな? ほんとうのことを ちゃんと伝えたいし受け取りたい。 いのちをひき伸ばすために生きてるわけではない。ほんとのことを知り、伝え、ひとつの有機体としてみんなが満ち足りたこの世を体感する その日につながる今を生きている。 その「いつかいい日のために」勇気を持って日常の枠組みを超えて歩き出すと、しがらみを超え、真実の柔らかな愛の後押しを受けるようになる。 わたしたちは自由な存在だよね。 暮らしを立てるために生きてるわけではない。 真実(愛)に触れると 流れが変わる。 会場を出て元気になっている自分が嬉しかった。 ほんとのことを語れば元気になる。聴けば元気になる。 語る側も聴く側も ひとつ。なにが その「ひとつ」を起動するのだろうか? それはね、目の前にいる人を いつも愛している(気遣っている)し その人の可能性を無条件に信じている自分に素直になることかな~。かっこちゃんをみて 改めてそう思いました。 しがらみや習慣を超えてゆける 新しい日常を わたしたちは歩み始めている。 #
by nijinouta
| 2011-01-29 23:36
| 暮らし
2010年 12月 27日
おとといの夕方、パートナーの背中にテルミーをあてていた。 テルミーは ヨモギなどの薬草の煙を体にしみ込ませると同時に温熱療法としても優れていて 二人の息子も、わたし自身も随分助けられてきた。 パートナーは持病も抱えているので、体調が悪いと不安も大きい。 体への不安はほかへ広がってゆく。 いろいろな民間療法を試してきたパートナーへ、彼も施しているテルミーを慈愛を込めてやらせていただく。結局は自分に効果のあった療法を心をこめてやるしかない。必ず良くなる。ほんとうに必ず良くなる。 するとメロディーが湧き上がってきた。 歌詞も出てきそう~このところ、ひこさんとのコンサートでは 即興のうたがその場で産まれて新しい回路が開いた気配がある。溢れる思いはその場で歌になりたがっていた。 小声で遠慮がちに歌ったうたを、パートナーが尋ねてくれた。 「うたが聞こえていたの?」 「ううん。即興で歌っていたの。」 それで、記録したらいいんだ。と、気がついて 携帯に録音。 それを昨夜 推敲してうたにしました。 ************************* ♪何億年もの祈り 聞こえてくるよ さざ波のうた 思い出してよ からだの中に 色とりどりの 花や雲や 魚や貝や きらめく海よ 何億年ものヒカリ うううう~うううう~ きみはどこから 生まれてきたの ここからどこへ 歩いてゆくの 白い花咲く 丘を目指して きみの胸にも 同じ花咲く 何億年もの 旅路 うううう~うううう~ 聞こえているよ 心臓の音 とても小さな 細胞の中 もっと小さな 原子の中で 時代を超えて 未来を歌う 何億年もの祈り 何億年もの祈り (2010.12.25) *********** このうたが出てくる前日のクリスマスイブに 夢を見ていました。 夢の中では 病気の友だちに 一生懸命話しかけていました。 「病気が治るということは 元に戻った時は元に戻ったのではないんだよ。 元より、偉大な存在になったってことなんだよ。」 そう、今の時代に なんらかの問題を抱えて そこに向き合って 機能が回復してゆくということ それは、海から始まったわたしたちのイノチの歩みの何億年もの集大成として わたしたち 一人ひとりが かけがえのない尊い存在として バランスされて 自分の足でたち すべてのイノチと繋がる 何億年もの祈りが形になる 待ちに待たれた輝かしいこと #
by nijinouta
| 2010-12-27 23:54
| うた
2010年 12月 25日
小雪のちらつくクリスマス。 昨夜は高校の近くのアパートに暮らす17歳の長男も帰ってきてキャンドルナイト。 チキンもケーキも食べてトランプ遊びも終えた深夜、 小さい時から 土や水、虫や草たちと時を忘れて遊んだ長男は、 蜜蝋の面白さを見いだして、はまっていた。 食べ物も片づけてきれいになった居間のこたつのテーブルに一人、 ライター片手に蜜蝋キャンドルの蝋を細く高く、塔のように伸ばし積み上げ遊んでいた。 「おやすみアマチ、寝るときはこたつとストーブ消してね。」 今日は、家族のだんらんに満足したアマチを伊那のアパートに車で送り そのまま駒ヶ根の温水プールへ。 わたしの日常で優先されることのひとつが 「泳ぐ」こと。 どんな日もチャンスさえあれば 必ず泳いでいる。着がえも入れたら小一時間。 泳ぎながら気がついた。 わたしは、「泳ぐこと」を、うたやバイオリンのリハーサルよりも 念仏や瞑想よりも 日々、優先している。 なぜだろう?思いめぐらしてみたら腑に落ちた。 わたしにとって泳ぐことは・・・ ①自分の体を調整し 中心を取り戻し 活性化させること ②瞑想すること ③体細胞にしみ込んだ必要のない情報を水に流すこと わたしは このごろプールに行くと1000m泳ぐ。 クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライを50Mづつ2セット泳ぎ、最後にクロール、平泳ぎを50M. そして、背泳ぎ、バタフライ、クロール、平泳ぎを100Mずつ泳ぎ、最後に最後に背泳ぎとバタフライを50M。 コンサートツアーなどの途中泳ぐと この1000mは、あっという間に終わる。 たくさんの想念が心身を駆け巡っているので 気がつくと 「ああ~もう終わり?」って感じ。 静かな日々に泳ぐと 泳いでる間、暇(笑い)なので 体の変化や心のささやかな変化にも気がゆき届く。泳ぎ始めるときは いつもどこか ぎこちない体の機能が 終わるころにはスムーズになっている。心の在り方も変化している。同じ場所をまったく同じ思いで泳いでいることはない。「毎日まいにちが新しいんだね。蘇るんだね、また起動できたね、よかったね~」って感じ。 水泳との出会いは小学校4年生のとき。赴任してきた体育の先生が新設した「水泳部」に、「プールで遊べる!」と勘違いして入部した。思惑と違って徹底的に泳がされた。苦しくて、つらくてやめたかったけれど、気が小さくて言い出せず(笑い)卒業まで泳ぎ続ける羽目になった。 が、やっとやめられた時には体が泳ぐことの快感を覚えた。以来、泳ぐことが好き。 2008年の春ごろから 再び日常的に泳ぎ始めた。実に約40年ぶりに泳ぐことが暮らしの一部となった。 で!なにが快感なのか!今なら言葉にできる。 わたしは 毎日毎日 世の中の埃をかぶり、引き受けてしまい 引き受けた分だけ素直なわたしを忘れる。それが、「年をとる」ってことなのだろう。 でも、泳ぐたびに 水に流し 手放し 回帰する。そのとき、同時に体も調整されて中心に戻り、起動している。 泳ぎ続けること それは、わたしがほかの誰でもない「永遠なるわたし」を回帰し 心の真ん中で生きること。 そして、今はプールで泳いでいるけれど美しい湖やサンゴ礁の海で色とりどりの魚や生き物に見とれながら散策泳ぎするのは大好きだし、素晴らしい。今年の4月に泳いだ石垣島と西表島の海 美しかった。 1年のうち数カ月は海に暮らし、そこからうたを発信することも素敵だろう。 海の中のたくさんの小さないのちの歌も みんなに届けられるね。 この頃 すっかり山暮らしだけど、そのうち、海さん あたたかな海さん、タイミングを見て、わたしを呼んでくださいね。わたしは、泳ぐことが大好きなのよ。 ![]() #
by nijinouta
| 2010-12-25 20:19
| 健康
|
アバウト
【虹のうた
☆吉本有里プロフィール】
生きてることの愛おしさを呼びさます魂の歌うたい・おはなし・リトリートオーガナイザー・ヘンプクラフト作家・ヘンプアクセサリーワークショップ講師
観音道場遊里庵(天職と田畑など暮らしの仕事を織りあわせ歌うように暮らし、祈り、わかちあい繋がる場所)運営
駒ケ根市在住。子ども、田畑、薪ストーブと手仕事のある暮らし。オリジナルCD11枚リリース。自然体な語りは深い共感を呼んでいる。波乱万丈な人生で紡がれた、透きとおった歌声は、母なる大地に抱かれるような心を柔らかくする魔法がかかっている。
年80回全国ライブ活動。バイオリン、ギター、太鼓など演奏するマルチミュージシャン。ライブ後の交流会(シェアリング)の時間を大切にし、自宅では年に3~4回、心と体、魂をひとつに回帰する3泊のリトリートをオーガナイズ。
2009年から自然出産やさまざまな体験を各地で講演も始める。
■大学在学中、満開の桜の下で舞い散る花びらに促され踊りうたを授かりライブ活動に押し出される。92年、東京で最初の子を身ごもり「風の音しか聞こえない静かな山で生まれたい」という声を聞く。
妊娠8ヶ月で北カリフォルニアの標高1000mのエルクバレーに移住。赤ちゃんの声を聞きながら出産。ふたり目は、満月の下の水中出産。野性と直観に導かれた人生が始まる。
デュオamachi(天地)で、赤ちゃんを背負って地元でストリートから歌い始め、遠方のギャザリングやニューエイジ教会、イベントなど子どもの成長に合わせ音楽活動を広げる。
2000年帰国。2003年長野の古民家を拠点に、畑、子育てをしながら国内外問わずライブ活動を展開。2006年火事により自宅が全焼、2003年からCD制作とライブをサポートしたパートナーが光に還る。
2007年、循環型暮らしのコミュニティー「遊里庵」を駒ケ根市に再建。限られたいのちを限りない愛で歌い生きることにコミットしている。
http://amanakuni.net/yuri http://ainohanam.exblog.jp/
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