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虹のうたから届いたもの

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2011年 02月 24日

自分で自分を支える

昨夜、肘を打撲した 長男を伊那まで送り、長男の借りたレンタルCDを駒ヶ根市のツタヤに返して、スイミングクラブに立ち寄り いつものように1000mを泳いだ。

子どもたちの送り迎え(田舎では交通手段がないので)や、料理、洗濯、お掃除などの家事、音楽やイベント、CD製作から薪集めなどの田舎暮らしにまつわる仕事をこなしていると 自分のための時間も、静かに仕事に集中する時間もないあわただしい日々が過ぎる時もあるけれど、泳いでる30分は確かに自分ひとりのための大切な時間だ。

泳ぎ始める最初の100mはいつも苦しい。風邪ひいたのかな?呼吸も体の動きもいびつだ・・・なんて思うのに 1000mに近付くと 体も呼吸も滑らかに調和的に変化している。

そして、いつも泳いでる間に 人の想いは流れて、わたしの確かな実感だけが体に残る。泳いだ後、家路に帰るため車を運転してるとき、なんともいえない至福に満たされることが多い。「泳ぐこと」で洗い流されたわたしの体とわたしの想いは、揺れがなくて満ち足りているのだ。毎日、外的な情報の中で揺れ動くわたしの心が この満ち足りた状態に回帰することが どれだけ力になるのだろう?

水の中では 息を止めてる時間が長い。その間も体は運動を続け泳いでる その継続的鍛錬が、わたしがわたしたる「自分で自分を支える」中心軸を今まで以上に鍛錬してくれているような気がする。

泳ぐというツールにで会えて良かったな~

昨夜泳いでる時 わたしが いつの間にか自分で自分を支えられるようになったことに驚いた。

かつてのわたしは、いつも、誰か特定の人がわたしを支えてくれていないと不安だったのに、今はそうではない。経済も仕事も、暮らしも、そのときにご縁した仲間や家族と共に営むことを楽しんでいるし、基本的に わたしは わたしの足で立ち、充足している。

そんなわたしを支えとして育っているこどもたちや、思いをつないでいるパートナーや、たくさんの友人たちに恵まれている。

人生の波にもまれて まっすぐに自分の心に正直に生きてきたら 日々の暮らしの中に鍛錬されてここに来た。
 
いつのまに わたしは自立したのだろうか?

なにも一人ではできないわたしだったのに。今は どんな役柄も文句を言わずこなしている。仲間がいたらいっそう楽しいけれど、基本的には一人で何でも集中してやれるようになった。人生って不思議な変容の物語だね。
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by nijinouta | 2011-02-24 23:24 | 暮らし


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