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虹のうたから届いたもの

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2011年 01月 29日

自在な日

二人の息子たちやパートナーと過ごせる貴重な土曜日、明日からはレコーディング そしてリトリートとツアーが続くので準備することも多く、行かない理由はいくらでもあったけれど、朝 起きたら気持ちはそちらに向いていた。
「山本加津子さん講演会」

朝になって気がついたことは こんなことでした。
彼女は一つしかない体で超人的な愛を持って取り組んでいる日常がある。 その中で時間を練りだして公演する内容はかけがえがない愛そのものだということ。行くと、決めて、2時間後には公演会場へ向かっていました。
 二人の息子に朝ごはんを食べさせ、チラシを見せて誘って、パートナーにも電話し改めて加津子さんを説明した。結果 わたし一人で行くことになったけれど、みなを誘う価値のあるものだと改めて気付くと、誰にも気兼ねする必要もない。次の機会には もっと積極的に誘ってみよう。

友人の日記に紹介してあった加津子さんのメルマガをとるようになって数カ月。

最初のころは毎日読んでいたけれど、毎日更新する彼女の想いと筆力のすごさに、ついてゆけない。拾い読みくらい。
 特別支援学校の教諭を勤め、出会った障害をもつ子どもたちの素晴らしさを伝え、映画では障害を持つ人がいるから健康な人もいる、みんなが生かされあっているという真実を伝えている。そして、2年前同僚の友人「みやぶー」が脳幹出血で倒れてからは、毎日病院へ通う日々が始まった。植物状態とみなされていた彼とのコミュニケーションの術を見いだし、励まし、リハビリを繰り返し、奇跡的に回復してゆく様子を全国に伝えている。

高速を飛ばして、開演時間ぎりぎりに到着。
浅間温泉文化センターの会場が一杯だった。こんなにたくさんの人たちが集まってるのをみたのは久しぶり。
壇上で紹介された 加津子さん、弱弱しくお辞儀をされて あら?司会の人かな?なんて思ったのもつかの間
話し始めたら 柔らかなオーラーが彼女を包み、会場全体を包んだ。大切なことを大切に伝えてくれた かっこちゃんのおかげで 帰るときは すっかり わたし自身のオーラも回帰していたみたい。やることに追われるのではなく、やれること、やりたいことが無限にある自分に回帰していました。

自在な日。

わたしたちは なんのために産まれてきたのかな?
ほんとうのことを ちゃんと伝えたいし受け取りたい。
いのちをひき伸ばすために生きてるわけではない。ほんとのことを知り、伝え、ひとつの有機体としてみんなが満ち足りたこの世を体感する その日につながる今を生きている。
その「いつかいい日のために」勇気を持って日常の枠組みを超えて歩き出すと、しがらみを超え、真実の柔らかな愛の後押しを受けるようになる。

わたしたちは自由な存在だよね。
暮らしを立てるために生きてるわけではない。
真実(愛)に触れると 流れが変わる。
 
会場を出て元気になっている自分が嬉しかった。
ほんとのことを語れば元気になる。聴けば元気になる。
語る側も聴く側も ひとつ。なにが その「ひとつ」を起動するのだろうか?
それはね、目の前にいる人を いつも愛している(気遣っている)し その人の可能性を無条件に信じている自分に素直になることかな~。かっこちゃんをみて 改めてそう思いました。

しがらみや習慣を超えてゆける 新しい日常を わたしたちは歩み始めている。

by nijinouta | 2011-01-29 23:36 | 暮らし


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